こんにちは、むーむーです。
赤ちゃんの鼻水がずるずるでご機嫌斜め。取っても取っても出てくる鼻水の対処、どうしていますか?本人も苦しいでしょうし、嫌な思いをしているのだろうなって思いながらも対処できずにいた場合、どんなことが起こるでしょうか。
実は、鼻水を放置していた場合、中耳炎の危険性が高まるというのはご存知でしょうか?
今回は、赤ちゃんの鼻水と中耳炎の関係性、そしてその対処方法についてお伝えします。
中耳炎ってどんな病気?
中耳炎とは、鼓膜の奥にある「中耳」が炎症を起こす病気です。
症状としては、「耳が痛くなる」、「耳が聞こえづらくなる」、「発熱する」、「耳だれが出る」、などの症状がみられます。
※耳だれ…炎症によってできた内部の膿(うみ)が、鼓膜をやぶって外に流れ出ること。
日本では、0~3歳までに約7割が発症しているというデータもあります。
小児の耳管の構造は成人と比較してより太く,短く,水平に近くなっている.また,耳管の能動的換気能は 7 歳以上で発達してくるといわれており,幼小児期は耳管の機能も未熟である.これらにより,鼻咽腔の細菌が容易に中耳腔に入りこみ,感染しやくなるとされる.さらに,小児特有の問題として鼻がかめないこと。
出典:日本小児感染症学会 http://www.jspid.jp/journal/full/02604/026040503.pdf
ポイント
- 中耳が炎症を起こす病気
- 子供がかかりやすい
- 耳が痛い、聞こえにくいなどの症状がある
中耳炎の原因は?
中耳炎の原因の一つとして挙げられるのが、鼻水の菌やウイルスの存在。
鼻水の中には、肺炎球菌などの多くの細菌が住み着いています。これらの細菌は本来なら、鼻水と一緒に体外に排出されるのですが、子供の場合はうまくいきません。なぜなら、鼻水をうまくかむことができないからです。
上手に排出できない細菌は、鼻の中に住み着くことで、耳に入ってしまうことがあります。これが中耳炎を引き起こす原因です。
中耳炎は繰り返しやすい病気と言われており、通院する費用やおうちでのケアを考えるととても大変。ならないように気を付ける必要があります。
子供が辛いだけでなく、ママたち両親にとっても苦労が絶えません。
ポイント
- 鼻の中の細菌が原因
- 子供は鼻をうまくかめない
- 鼻水が滞留することで発症しやすい
- 繰り返し起こる
中耳炎を治す方法
中耳炎自体は放置しておいて治る病気ではありません。
中耳炎を治すには
- 抗生剤投与による治療
- ネブライザー治療(薬液を鼻から吸入する)
- 鼻水吸引
基本的に、滞留している鼻水を吸いだし、薬によって治療を行うことが一般的です。自分で吸い出せない鼻水まで吸い出す機械を耳鼻科は所持しており、それによって対処します。
家庭でできるケアと中耳炎対策
家庭でケアをするには、鼻水対策を行うのが一番です。
中耳炎にかかってしまったら、基本的な治療は投薬などの病院での治療となります。しかし、家庭でできる小型の鼻水吸引器を使っての鼻水吸引を医師は推奨しております。
乳幼児は鼻をうまくかめず、鼻水がずっと残ってしまっている状態になりがちです。大人が普段からこまめに鼻水を吸ってあげることで、中耳炎の予防になるばかりか、細菌やウイルスを身体の外に追い出すことができます。中耳炎の予防や治療を早期化するために、必要です。
ポイント
- 鼻水を日ごろから吸引する
- 吸引力の強い吸引器を使用する
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耳鼻科レベルの吸引力
電動の据え置きタイプの鼻水吸引器であれば-83kPaという大きな吸引力を誇っております。耳鼻科で使用している物でも、最大吸引力が-85kPaクラスですから、家庭用と考えても十分な吸引力があります。ねばねばでしつこい鼻水もずごっと取れますよ。
まとめ
中耳炎の予防には、鼻水が身体に残ってしまう事を防ぐことが一番です。
細菌やウイルスの体内への侵入をうまく防ぐためには、小まめな鼻水吸引を行うことが必要です。