小さな赤ちゃんのお尻が真っ赤になってしまって、かぶれ状態に!赤ちゃんを育てていると必ずと言っていいほど直面する大問題です。
主な原因としては、おむつが肌に合わないなど、おむつに起因することが多いです。今回は、おむつかぶれの症状や原因を解説、さらに、有効な対処方法アイテムも紹介します。
おむつかぶれの症状とは?
おむつかぶれは、赤ちゃんのおしりがおむつとこすれる事によって、炎症を起こしている状態です。真っ赤になったり、ポツポツとした小さく赤い湿疹ができたりします。
放置しているとますますひどくなって、ただれたり、血が出たりするので、すぐに対処した方がよいです。
主な症状
- 真っ赤になっている
- ポツポツの赤い湿疹ができる
- 皮膚がただれる
- 水ぶくれができる
おむつかぶれを引き起こす4つの原因について
おむつかぶれは、おむつをしている限りなる可能性があります。赤ちゃんの状態によっても変わりますが、主な原因は以下の4つです。
おむつかぶれの原因
- ムレた状態が続く
- おしっこやうんちがついたまま
- おしりの拭きすぎ
- おむつが肌に合わない
おむつの中が蒸れている
赤ちゃんが動くと、おむつの中は汗などで、蒸れやすくなっています。
通気性の良いものでも、頻繁に汗をかく赤ちゃんのおむつは常時蒸れた状態になります。
おむつの中が蒸れている状態が続くと、皮膚がふやけて、外部からの刺激を受けやすくなっています。
特にこの状態とうんちやおしっこの排泄物が絡むと、弱い皮膚に強い刺激が加わり、おむつかぶれになってしまいます。
おしっこやうんちがついたまま
おしっこやうんちは刺激物が多く含まれています。
うんちの場合は、臭いがする・赤ちゃんが泣くなどといった環境で気づく場合がありますが、おしっこの場合は、おむつの性能向上によって、気づかない場合も多くあります。
また、うんちの中でも、下痢のうんちは、特に刺激が強く、すぐに対処してあげないとかぶれの原因となります。
おしりを拭きすぎている
なかなか気づきにくく、やってしまいがちな事がお尻の拭きすぎです。
おむつを頻繁に交換しているけど、おむつかぶれになってしまうのは、頻繁に交換する際に、おしりをこするように拭きすぎている場合があります。うんちの汚れは、なかなか取れにくいものです。つい衛生面を考えて綺麗に拭き取らないとという考えが先行してしまいがちです。
赤ちゃんのお肌はデリケートなので、拭きすぎ、特に強くこするように拭くのは我慢した方がよいですね。
おむつが肌に合わない
以外に多いのが、おむつが肌に合わないという事。
各社販売しているおむつは、お肌に優しい素材を使用しているものですが、それでも合う・合わないに個人差があります。こればかりは、致し方ありません。特に対処は問題なく行っていても、かぶれる場合は、おむつを原因とみて、違う種類に変えてみるのも良いかもしれません。
おむつかぶれの有効な対処方法
おむつをこまめに交換する
おむつはこまめに交換してあげることです。
その時に、乾燥をしっかりとすることを忘れずに!
おしっこやうんちがついている場合はもちろんですが、汗で蒸れているときも頻繁に交換してあげることで、おむつの中の湿度を下げることが出来ます。蒸れる事を軽減することで、おしり・肌への負担が減ります。
ポイント
おむつを交換するときに、すぐに履かせずに、しばらく乾燥させる時間を作ってあげることがポイント
おしりふきを刺激の少ないものに
おしりふきは、アルコールを含んで汚れが取れやすいものが存在します。赤ちゃんの肌に優しいタイプの物をチョイスしてあげましょう。
拭くときのポイントは
ポイント
- こすらない
- ゆっくり染み込ませるように
- 温めて使うと効果的
- ガーゼやコットンを代用する
お湯で丁寧に洗う
おしりをお湯で洗ってあげることが有効です。
洗面器にお湯を入れて、沐浴をするみたいに、手で丁寧に洗い上げるとよいです。
外出先で洗うことが出来ない場合は、
おむつを広げて、このおしりシャワーで濡らしてから軽く拭き取ってあげると綺麗になります。水は、おむつが吸い上げてくれるので、そのまま使えるという点が便利です。お出かけの際は、おむつセットの中に一つ入れておくと便利ですね。
おむつの種類を変える
おむつは合う・合わないが存在するため、赤ちゃんに合わせてあげるというのが一番です。
加えて、サイズに注意です。
小さいおむつをしていると、窮屈なので、こすれる部分が増えます。ちょうど良いサイズを選んであげることです。(大きいと漏れる心配があります)
個人的に一番これが合いました
病院へ行く目安
おむつかぶれがひどいと、早めに病院へ行き、受診した方が良いです。
基本的な目安は、1週間程度。
おむつかぶれの症状が出て、上記の対策をしたけど、治らない、さらにひどくなっているという状況を確認したら早めに受診しましょう。
なお、乳児性カンジダによって発生する場合がありますので、注意が必要です。
まとめ
おむつかぶれの原因は
- おむつが蒸れる
- おしっこやうんちがついている
- 肌に合わない
等といった、外的な刺激です。軽減するために、おむつを頻繁に交換したり、優しく拭く・洗うなどという方法で、刺激が少なく、赤ちゃんへの負担が減るように対処していくとよいですよ。