こんな方におすすめ
- 保育園に通わせようか迷っている
- 仕事に復帰したい
- 子供を預けることに不安がある
- 子育てがつらいことばかりで悩んでいる
私自身、娘を1歳児のころから保育園に通わせて、仕事に復帰しました。最初は、不安や悩みが多かったのですが、反面よかったなと感じることも多くありました。世間的には、小さなころから母親から離れることで、子供がかわいそうなどという賛否両論の声があります。私自身は、自分が保育園に通わせていたこともあり、賛成派です。むしろ、よかったのではないかと思っています。
なぜ保育園に通わせたのか
私が保育園に通わせることを決断した理由は3つあります。
ポイント
- 出産まで仕事を続けていたから
- 育児に対するストレスが多すぎて鬱になりかけた
- 保育園の空き状況に不安があった
仕事を復帰することに関して
1つ目は、仕事を復帰すること
仕事に関しては、もともと働いていた会社を出産を機に退職しました。仕事自体は好きだったのですが、やっぱり続けることはできないだろうと判断してのことです。休職をさせてくれなかったというのもありますしね。また、社会復帰したいという気持ちは十分にありました。
ちょうど良いタイミングで、働いていた会社から戻ってこないかと声を掛けられたというのもあります。
育児に関するストレスについて
2つ目は、育児に対するストレス
どなたでも抱えているのではないでしょうか。私の場合も、同じで、ストレスがかなり大きく、娘と二人で過ごす空間が苦痛になり、涙が止まらない時期がありました。今思えば、鬱症状に近いものがあったのではないかと考えております。そのため、少し気分転換できた方が、よりしっかりと子供と向き合えるのではないかと考えました。
保育園の空き状況について
3つ目は、保育園の空き状況
私が住んでいる地域では、保育園の空き状況が、3歳から皆無です。また、入れても希望の地域から遠いなど状況も悪かったです。そんな中、0歳児から預けるクラスは空きがありますと声を掛けていただけました。それを超えるともしかしたら、待機児童になってしまうかもしれないという不安の中、早急に決めてしまったという点はあります。
周りの反応はやっぱりかわいそう?
周りの声は、やっぱり小さな子供を預けるなんてかわいそうと言われることが多かったです。
3歳神話という言葉を聞いたことがありますか?
子供の成長には3歳になるまでが一番大切で、母親がこの時期にしっかりと接することで、子供に良い影響を与える、逆に母親が愛情をもって接しないと、悪影響を及ぼすという学説です。
しかしながら、1998年厚生労働省によって、根拠はないと否定されております。
母親が家庭にいることが多かった日本において、広く認識され、多くの人が、小さな子供を保育園に預けるのはかわいそうと思うようになったのです。
女性のコメント
何かにつけて、ちいさな子を預けるなんて、かわいそうと言われ続けました。それでも、一緒にいるときは、しっかりと愛情をもって育てることが出来ますし、保育園大好きな子に育ったので間違いはなかったのかなと思います。
私の両親と配偶者へ伝えたこと、変化
私の親も「小さな子を預けるなんて・・・。」という考えの持ち主でした。
そこを塗り替えたのが、最終的に楽しそうに保育園に通って元気いっぱい育つ娘の姿でした。
今となっては肯定派となっているようです。
2歳まではなんとかならないの?と声を掛けられ続けたものです。
理解してもらったポイント
- 仕事に対する考え方←これはあまり意味なかったです
- 私の精神状況と子育て
- 子供との大切な時間の使い方
これらの事を丁寧に伝えて、理解を促しました。特に仕事の価値観は、全くダメでした。仕事なんてやめてしまってもいい、お金なんてなくてもなんとかなる。そう言われておしまいでした。
精神状況は、現状の自分を説明するのに、とても使いました。子育てが辛い事、このままでは子供を愛せなくなること、適切な距離を保てることで愛情をいっぱい注ぐことができることをしっかりと伝えることで、理解をしてもらえました。なお、仕事は子育てに支障が出ないように、セーブすることも前提でお話したと覚えております。
両親と配偶者には、お迎えに協力してもらう必要があります。協力者は多くいる必要がありましたので、説明・説得はかなり丁寧にしました。
保育園に通わせて良かった?
結論になりますが、保育園に通わせて良かったと思っています。
なぜなら、現在の娘の成長があるからです。
私が教えることが出来ない遊びの数々、周りとの協調性、色々な面で保育園に通ってよかったなと思います。
ポイント
子供と笑顔で過ごすことが出来たことが大きな変化です。赤ちゃんの頃は、私が泣いたり怒ったりで、娘も私も辛い状態だったのだと思います。余裕が本当になかったのでしょうね。頼る人がいない状況の中、頼ることができたことで心に余裕が持て、より愛情をもって子育てができたと思います。
まとめ
保育園に通わせようと思った理由は
- 仕事への復帰意欲
- 子育てに対するストレス
- 保育園の空き状況
色々考えていたところに、職場復帰の声をかけてもらえた事がタイミング的に良かったのかもしれません。色々なことがマッチングして、保育園への入所が決まったと考えております。周りの声は基本的に厳しいものが多かったように感じます。しかし、理解してもらえる人も多く、保育園でワーキングマザー達と知り会うことで色々なことを共有できたことも、子育て環境に必要な事だったなと思います。
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