トイレトレーニングの開始時期には、始めたらよいというサインがあります。例えば、「歩行やお座りがしっかりする」「おしっこを我慢できるようになる」「言葉で伝えることが出来る」などと言ったもの。
トイレトレーニングに関して、いつから始めたらよいか。また私自身の経験で役に立ったアイテムを紹介します。
トイレトレーニングを始める前に「おしっこが出る仕組み」を理解
おしっこは、腎臓で作られて、そのあと、膀胱に溜まります。
膀胱におしっこが溜まってくると、脳に情報が伝達され、そろそろ「おしっこがしたい」と感じるようになります。
そして、おしっこを出すという脳の命令に従って、おしっこが出るのです。
ところが、小さな子供の場合、おしっこを溜める、脳が感知するという機能がまだ十分に備わっていません。
ポイント
0歳児は特に、おしっこを膀胱に溜める機能がないため、おしっこ溜まった瞬間、反射的に排泄をしてしまいます。
出典:浦上藍子、佐藤望美「Go!Go!トイレトレーニング」(主婦の友社,2016)
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トイレトレーニングを始める時期
トイレトレーニングは先ほどお伝えしたように、身体の発達が第一条件です。
おしっこを感じることが出来る、膀胱に溜めておくことができるなど条件が必要となります。
ポイント
一般的に、2歳後半ごろからトイレトレーニングを始めるママさんが多いです。しかしながら、個人差が大きいため、焦らず、子供の状況に合わせてトレーニングを始めるとよいです。
トイレトレーニングの目安と身体の発達
トイレトレーニングを始めるには、身体の発育に合わせた、いくつかのチェックポイントがあります。
おしっこの間隔が長くなる
おおよそ、2時間に1回程度になったら、膀胱におしっこを溜めることができるようになってきた証拠です。おしっこが溜まって自然に出てしまう状態は、2時間以内ですが、膀胱に溜めるという行為ができるようになれば、2時間以上の間があくようになります。
一人歩き、駆け足ができる
一人でしっかりと歩き回ったり、かけたり、運動が活発になれば、身体が成長している証拠です。身体と共に脳も発達してきているので、おしっこをしたいと感じることができるようになっております。運動能力も上がっているので、おしっこをしたい⇒トイレに行くという行動もマスターしやすいですね。
言語によるコミュニケーションができる
自分が思ったことを言葉で伝える力も必要です。例えば、「おしっこ!」と声をかけるだけと思いますが、それには、「おしっこにいきたい」⇒「おしっこと伝える」という行動をとります。言葉で表現できる力が備わっていないと、おしっこのタイミングで教えてくれることができません。
トイレトレーニングに必要なアイテム
トイレトレーニングをするときに必要なアイテムは
トイトレに絶対必要なアイテム
- トイレを教えてくれる映像や絵本
- 補助便座やおまる
- トレーニング用パンツ
女性のコメント
補助便座とおまるで迷いましたが、保育園で使っていた補助便座があったので、すぐに慣れてくれました。初めての場合は、おまるの方が足が着いて安心かもしれません。
女性のコメント
トイレの話を教えてくれる絵本が活躍してくれました。トイレは何のためにあるのか、おしっこやうんちをするときは何て伝えたらよいかなど、わかりやすかったと思います。
これは有効だったなと感じたアイテムたち
ここからは、私が実際につかってよかったなと感じるアイテムを紹介します。
トイトレ用のトレーニングパンツ(キャラクターもの)
トイレトレーニング用のトレーニングパンツは
ポイント
- 濡れているのがわかる(不快感の為、お知らせ)
- おしっこサインが出る
おしっこのサインが出るというのが特に有用でした。例えば、私の娘は、アンパンマンが好きだったのですが、トレーニングパンツのおしっこサインがアンパンマンの泣き顔!「おしっこで濡れたから、アンパンマンが困っているよっ」って伝えたら、アンパンマンに嫌な思いをさせないようにって子供心に火が付いたようでした。
補助便座「アンパンマン」
補助便座のアンパンマン仕様です。
補助便座としても、洋式椅子型便座としても利用できます。子供の好みや段階に合わせて使い分けることが出来るのが良いですね。アンパンマンのおしゃべり3種類、メロディ3曲、流水音などで、トイレトレーニングをしながらも楽しめる要素がいっぱいです。
ポイント
- 音楽やおしゃべりで楽しめる
- 洋式便座として使えるので、便利
- おまつと違い後片付けが便利に
おんなのこのトイレ/おとこのこのトイレ
女の子用のトイレに対するしかけがいっぱい詰まった絵本です。
絵本なので、トイレに関するイメージが沸きやすく、自分で本をめくる動作で、興味の度合いも図れます。
ポイント
- 可愛い仕掛けがいっぱい
- おんなのこ・おとこのこで絵本が違う
まとめ
トイレトレーニングは、およそ2歳後半から始める方が多いです。
しかし、子供の成長によって、焦らなくてよいという事を覚えておいてください。体が成長すると、トレイに行きたいという気持ちがわかる・トイレと伝えることが出来るなど、自然にトイレに行くことが出来るようになってきます。
少しずつ成長すればよいため、焦らずゆっくりとトレーニングを実行していけば良いと思います。
私の娘の場合は、上手にできる時期と、全くできない時期を交互に繰り返しながら、一筋縄ではいかない成長を遂げました。本人に合ったアイテムなどがあるので、うまく活用してくださいね。