朝は眠いし、準備するのが大変。子供も準備が遅くて思い通りにいかない。
バッタバタの中、思う通りにいかないときはイライラしてしまっていた私、むーむーさんです。
朝の支度をしているときに、イライラしていたのが、考え方ひとつで解消されました。経験則ではありますが、勉強になったなあと思うことがあるので、ご紹介していきましょう。
以前までの声の掛け方
・朝起きてからボーっとしている
・パジャマを脱ぐまで時間がかかっている
・靴下を片方履いたままフリーズ
子供ってなんでこんなに準備が遅いのでしょうか。
時間が来ていて急いでいるのに、本人は知らぬ顔でゆっくり準備。
思わず
早くしなさい!!
この様なことしか言っていなかった気がします。事あるごとに、早く・時間がないよ・急いで。こんなことばかり伝えていた気がしますね。
早くしなさいだけならともかく、結局イライラして、ダメだとわかっているけど、子供の準備も私が自分でやっちゃいます。これって本当は良くないことですよね。でも、時間がないなら仕方ないと言い聞かせて、イライラと闘っておりました。
気持ちが変わった「褒め」の声掛け
以前までの私はそう
「早く・急いで・何してるの」
この3種の言葉しか言っていなかった気がします。子供も本当はどうしていいのかわからなかったでしょうね。
そんな時に教わった、ある言葉。
「褒めるといいよ」
何か良いところ、出来たところを褒めてあげる・前向きな言葉プラスワードを選ぶと良いというのです。それにしても、準備が遅いなど出来ないことばかりで、何を褒めていいかわからないじゃない。どっちみち良いことを言っても、褒めてもなにも変わらないよって思っていました。ところが、次第に状況は変化を迎えました。
「子供が自分から進んで動き出す」
こんなことが、何度も起こるようになったのです。
私が、ずっと怒っていたときは、怒らなければ動かない子供が、自分から動き出すなんて・・・。まさに目からうろこの出来事でした。
具体的な声の掛け方
では一体どんな声の掛け方をしていたのでしょうか。具体的にお伝えしましょう。
「いっぱい眠れたね~」
朝起きて一番最初に伝える言葉。「朝だよ、起きなさい」
この起きなさいという言葉をプラスワードに変えてみましょう。「今日はいっぱい眠れたね。」「眠ったから気持ちが良い朝だね。」
さらに、大好き攻撃!「○○ちゃん好き~」って言ってむぎゅっとハグしてあげましょう。
そうすると、安心感からすんなり起きてくれますよ。
POINT・いっぱい眠ったという声
・スキンシップによる安心感
「パジャマ脱げた、すごいっ」
自分からパジャマを脱げたら、すごいっ!って褒めてあげる。時間がかかっていたとしてもです。
普通なら、パジャマを脱いでぼーっとしていたら、早く服着なさいと言ってしまうでしょう。しかし、ここはぐっとこらえて、出来たこと「パジャマを脱ぐ」という行為を褒めてあげてください。
そうすると、「服を着たときも褒めてくれる」という気持ちになって、ママが喜ぶから自分でやろうとなりますよ。
「パパも早く着替えてるね~、すごいね~」と周りの人を褒めることもお勧めです。もちろん、最後は本人によくできたねって褒めること。
POINT・できたを褒める
・着ていないではなく、脱げたことが〇
・周りの人を使って褒めを伝達
「ご飯食べてる、美味しいね」
ご飯を食べるときに、色々気が散ってしまって、食べるのが遅くなることもしばしば。
一番は食べることに集中できる環境(おもちゃやテレビを視界に入れないとか)を整えてあげるのがよいのですが、それでもダメな場合もあります。
そんな時には「食べたご飯が美味しいね~」って伝えてあげる。
赤ちゃんの時には、一口ごとに「もぐもぐ」とか「あー美味しいね」って伝えていたことないですか?
大きくなると、このような声の掛け方をしなくなってしまいます。だけど、「いっぱい食べてるね~」「美味しいね~」って言われながら食べると子供の食が進みますよ。
POINT・美味しいねって伝えながら食べる
・すごい残りちょっとだねって褒める
まとめ
他にも色々とあると思います。
本当に、「褒める」ということは、相手の良いところを見つけて伸ばすことに繋がります。本人のモチベーションも上がりますし、楽しい気持ちにもなるでしょう。実は、親の気持ちも楽しくできるようになります。気持ちっていうのは伝わるものです。親がイライラしていたら、子供もイライラします。
なので、毎日楽しく朝の支度をするには、少し余裕をもって、楽しく声をかけて準備ができるように促してあげるとよいですね。