外出先で赤ちゃんのおむつを交換した後、ポリ袋に入れて持ち帰りますよね。持ち運びしている中、ぷーんってカバンの中から臭ってきたらちょっと嫌じゃないですか!
そこで利用するのが、防臭のおむつ用ゴミ袋「BOS」です。
これが予想以上に凄くて、おむつを入れて、鼻を近づけても臭ってこないのです。
臭いってそもそも何故臭ってくるのか、BOSの防臭の仕組みと共に紹介していきます。
臭いってなぜクサいと感じるのか
匂いの正体は、分子量約300以下の低分子有機化合物で、数10万種類あると言われています。
人に匂いを感じさせる小さな物質というわけです。
この物質が鼻の中に入り、鼻腔最上部の嗅上皮と呼ばれる特別な粘膜に溶け込み感知されることになります。嗅細胞が電気信号を発生させることで、脳に伝達がいき、におい感覚が起きると言われています。
ウェーバー・フェヒナーの法則
I=KlogC (I:においの感覚量 K:定数 C:におい物質の量)
においの強さや感じ方は、臭いの濃度の対数に比例する法則のことです。このことから、においの濃度が強いかどうかではなく、においの物質が97%除去できたときに初めて半分になったと感じるのです。つまり、一定以上の臭い物質があると、クサいと感じるのです。
BOS防臭袋はなぜ臭わないのか
BOS防臭袋はなぜ臭わないのでしょうか。
この様に、防臭袋(BOS)は、臭いの元になる物質を通しますが、非常にゆっくりとしたペースで通します。
元来ポリ袋などは、水を通さない為、臭いも通さないと思われがちですが、水の分子より小さな物質は通過してしまい、臭いの元になる物質も通過してしまいます。このBOSは特殊な技術で、漏れ出る物質を限りなく遅くすることで、鼻に感知する前に、空中に分散させる性質を持っています。
ポイント
少しずつ臭い物質が漏れる為、臭いを感じる値まで到達しない
BOSを使った感想はすごい!
おむつの交換って、別に臭いとはそこまで思わないのですよ。
赤ちゃんとお話しながら、いっぱい出たね~とか、大きなうんちだね~とか言いながらするので、そんなに気にならないです。
だけど、放置したおむつってどうですか?
ごみ箱に溜めたおむつを捨てるとき、「うっ」てなりませんか。どうしても、酸っぱいような、クサいような、独特の臭いが嫌で、息を止めながら袋の交換をしておりました。ところが、この防臭袋を利用すると、鼻をつままなくても、交換できるようになったんです!
特に、使ってよかったなと思った場所が
- トイレ
- 車の中
どちらも、保管場所ですね。
特に、外出先でおむつを持ち帰るときに車に置いたまましばらく運転しますよね。車の中って臭いがこもるので、通常のおむつ袋だと長時間のドライブだとまあまあ悲惨なことにw
使い方によっては臭うこともある
防臭袋は、あくまでも、臭いにくい構造をしているだけです。
臭いの物質が出てくるのを遅らせる効果があり、臭いを感じないというわけ。よって、出てくる臭いを密閉していた場合、おむつペールなどに直接入れた場合は、臭いがします。
BOSの防臭性能は大変優れていますが、完全に防ぐものではありません。バケツに密封しますと、わずかに漏れる臭いがバケツ内に溜まり、臭いを感じることがあります。バケツを密封し過ぎない方が改善されると思います。
出典:https://bos-bos.com/qa/
なので、
おむつペールなど密閉する容器は使用せず、逆に蓋が開いたもの、開放的なものに入れると、逆に臭いを感じずに使う事ができます。
BOSを使ったら、密封しないこと
BOS防臭袋のタイプとその他の使い方
BOS防臭袋は各種タイプが存在します。
参考
- SS 新生児用オムツが一個入る
- S 赤ちゃん用オムツが一個入る
- M 赤ちゃん用オムツが4-5個入る
- ロング 一回ずつ結ぶと、オムツが3-4個入る
それ以外にも
参考
- ペット用
- 大人用
- 生ごみ用
- サニタリー用
各種色々な使い方ができそうです。
まとめ
BOS防臭袋はかなり優秀です。
子育て中のおむつ問題は、みんなが経験するものですが、臭いに対する負担が少ないだけでめちゃくちゃ便利になります。外出先でのおむつ持ち帰りにも便利だし、普段からの利用にも便利です。
一度使うと、普通のポリ袋には戻れないですよ。